Artist

DJ KOMORI

全てはブラックムービー「Juice」のDJシーンに衝撃を受けたことから始まった。
96年、一念発起でDJ活動をスタート。今や日本を代表するDJ/プロデューサーの地位を確立したDJ KOMORI。

起源はR&B DJ。地道な下積み時代から現在に至るまで、長きに渡って圧倒的な現場経験を重ねてきた。スタート当初から顕著だったエモーショナルなDJスタイルは、他とは一線を画す空間包容力で溢れる。その幸福な空間に居合わせれば、たちまち老若男女問わず、皆が彼のトリコになった。着実に人気を集め続けてきた結果、気づけばそのファン規模は巨大なスケールへと膨張。シーンの熱気全てがKOMORI一身に注がれるようになったといっても過言はない。
現在では年間200本以上を数える超多忙な現場スケジュールをこなす。大箱中心の都内レギュラーイベントを始めとし、全国各地のクラブパーティー、SUMMER SONICを始めとする国内最大級フェスティバル、さらには、神戸コレクションのサウンドプロデュースなど、常に第一線の現場で、他が追い抜く余地のない存在として君臨する。
DJスタイルは常に進化を怠らず、時代をエスコートする研ぎ澄まされた感性は、当然一つのサウンドには留まらない。過去には「R&B王子」と呼ばれた彼の現在は、エレクトロサウンドも中枢に取り込んだダンスミュージック全般に拡張。DJ LIVE SETをいち早く取り入れたパフォーマンスもシーンの話題の的になっている。

彼のディスコグラフィーを並べると、MIX CDはオリコンインディーズチャート1位を獲得したものが多数枚。プロデューサーとしての楽曲制作本数も彼の人気を物語るものだ。Cassie、Faith Evans、TLC、Earth Wind & Fire、Mya、JaySean、Lil’ Eddie といった海外のアーティストの楽曲プロデュースから、倖田來未、青木カレン、青山テルマ、MIHIRO、日之内エミといった邦楽プロデュースまで幅広いテイストの楽曲を手掛け、プロデューサーとしてもバイタリティ溢れた活動を続けている。リリース楽曲はレコチョク3冠の達成、iTunes R&Bチャート堂々の1位達成などを記録。その一片一片が、メジャーシーンにDJ KOMORIの名を轟かせることとなったのだ。

DJとしてもプロデューサーとしても、世間からの憧憬を一身に浴びる近年、そのカリスマ性とブランド力を評価され、アパレル最大手の展開を誇る AZUL by moussy が異例のタイアップとしてKOMORIとのコラボレイトを展開。東京ガールズコレクションのランウェイではKOMORIのサウンドが華やかに空間を演出。AZUL by moussy 企画のMIXCDシリーズ「Collage」の好リリース連出など、音楽力だけにとどまらないスター性を多方面で発揮している。

ここまで一躍スターダムを駆け上がり、大御所DJと呼ばれる立場になった今でも、彼自身の姿勢は周りが驚くほどに変わらない。常にファンを一番に大切にし、自分の大好きな音楽にいつまでも素直に向き合っている。進化し続けながらも、変わらぬ芯のあるアーティストだからこそ、唯一無二のDJとしてシーンに存在し、多くのオーディエンスの喝采を浴び続けている。そこがまた、人々を惹き付けてやまないDJ KOMORIの素晴らしく大きな魅力なのである。

DJ KOMORI、そのビジョンはまだまだ先を見ているようだ。


(2014年 7月現在)